はじめに
こんにちは。フーディー夫婦です。
トロントで勉強や仕事をしたいとき、まず思い浮かぶのはカフェではないでしょうか。
特にワーホリ初期はレジュメを作ったり、ネットで家探しをしたり…
何かと集中して作業する時間が多いと思います。
私たちももちろん作業をする時間が多く、家ではなかなか集中できないこともありました。
仕事もないのに毎日カフェに行って作業をするのも大変だし
できれば無料で集中できる場所で作業をしたいなぁ。
そんなときに見つけたのが Public Library(公共図書館)。
実際に通ってみると、カフェ以上に快適な作業環境が広がっていました。
今回はその魅力を体験談を交えながら紹介します。
🎥YouTubeではトロントで「気になったことを調べてみた」や「観光スポット紹介」を発信しています!
トロントで作業するならカフェ?図書館?
カフェの場合
- コーヒー1杯で作業できるけど、長時間だと気まずい
- 店内が混雑するとざわざわして集中できない
- 電源席は限られている
- Wi-Fiが弱いことがある
Public Libraryの場合
- 無料:ドリンク代ゼロ、Wi-Fiも電源も完備
- 静か:みんなが勉強や読書をしているので集中しやすい
- 長時間滞在OK:追い出される心配なし
私たちは実際に2〜3時間作業するのが習慣になっていますが
誰かに気を使うことなく快適に過ごせすのでここがカフェとの大きな違いかと思います。
トロントのPublic Libraryの魅力
① 無料&設備充実
入館もWi-Fi利用も電源も全部タダ。
トロントの生活費は高いので、この無料感は本当にありがたいです。
ここが一番の魅力ですね。
図書館では無料Wi-Fiが利用できますが、公共ネットワークはセキュリティに不安があるのも事実。
個人情報が盗まれる可能性があるんです。
こうしたリスクを避けるために私たちは実際に作業するときに
NordVPNを使って接続を保護しています。
安心して公共のWi-FiでネットやSNSが使えたり日本のサービスにアクセスできるんです!
VPNの必要性や使い方については、こちらの記事で詳しく解説しています
👉 [トロントで公共Wi-Fiを安全に使う方法|VPNの必要性とおすすめサービス]
② 静かに集中できる
周りは学生やリモートワーカーが多く、自然と「勉強モード」に入れる雰囲気。
カフェの音楽やガヤガヤ感が苦手な人にとってはおすすめポイントです。
③ 給水機(水筒持参が便利)
多くの図書館にはウォーターファウンテン(水飲み場)があって
水筒やペットボトルを補充できます。
飲み物を買いに出なくてもいいので長時間作業も安心。
私たちはいつも水筒やペットボトルを持ち歩いています。
④ 市内に100館以上
ダウンタウンから住宅街まで、ほぼどこに住んでいても徒歩圏内に図書館があります。
私はよく近所の図書館を使っていますが、場所によって雰囲気が違うのも面白いです。
お気に入りの所を探してみるのもいいですね。
図書館ごとの雰囲気の違い
場所によって雰囲気が違うとお話ししましたが、写真と合わせてそれぞれの特徴を
さらにお伝えしていければと思います。
Toronto Reference Library(巨大で有名)
吹き抜けが美しく、座席も豊富。ただし人は多めでにぎわい気味なイメージです。
開放感があって静かすぎないのも私的にはお気に入りポイントです。

住宅街の中規模図書館(落ち着いて作業向き)
地元感が強く、落ち着いて作業できつと思います。
常連さんも多いので静かに過ごしたい人向けですね。

実際に使ってみると、同じ図書館でも全然雰囲気が違います。
私は落ち着いた住宅街の分館が一番お気に入りです。
Public Libraryをもっと便利に使う方法
図書館といえば図書カード。
トロントでも同じ仕組みなんです。
もちろん図書カードを作らなくても自由に作業スペースとして使うことができますが
もっと有効活用するために作ってもいいと思います。
図書カードの作り方(必要なものと手続き)
① 誰でも作れる?
- トロント市内に住所がある人(ワーホリ・留学生含む)は無料で作れます。
- 短期滞在の観光客は作れませんが、館内利用(Wi-Fiや読書)はカードなしでもOKです。
セキュリティーの人がやたらといるので少しドキドキしますが安心して入って大丈夫です◎
② 必要なもの
- 住所がわかる身分証明書
- パスポート+住所が記載された書類(レント契約書・銀行の明細・携帯の請求書など)
- カナダの運転免許証(持ってる場合)
- 住所証明はデジタル(スマホ画面)でもOKなケースが多いです。
③ 手続き方法
- 近くのPublic Libraryのカウンターへ行く
- 「I’d like to make a library card.(ライブラリーカードを作りたいです)」と伝える
- 身分証明書を提示&住所確認
- その場で即日カード発行(無料)
即日発行できて、もらった瞬間から使えます!
上記の持ち物を持っていけば優しく教えてくれますよ!
図書カードでできること
① 本・雑誌・DVD・CDの貸し出し
- 最大50冊まで借りられる(貸出期間は通常3週間)
- オンラインで延長も可能
② 電子書籍・オーディオブックの利用
- OverDrive/Libbyアプリを通して、電子書籍やオーディオブックを無料で借りられる
- 日本語の本は少ないけど、英語学習にはかなり便利
③ 映画・音楽・学習動画のストリーミング
- Kanopy(映画・ドキュメンタリー配信サービス)
- Hoopla(映画・音楽・電子書籍)
→ Netflixみたいなサービスを無料で使えるイメージ
正直①、②、③は使ってないので詳しくは分かりませんが、英語学習に使えそうですね。
④ パソコン利用
- 館内のパソコンにログインするのに必要
- Microsoft Officeやインターネット検索、プリントアウトに使える
館内には多くのパソコンが設置されているので自由に使えるのはいいですよね。
⑤ プリント・コピー・スキャン
- 白黒/カラー印刷やコピーが有料で利用可能
- スキャンは無料で使える館もあり
これは一番重宝するのではないでしょうか。
ワーホリ勢の皆さん、レジュメの印刷に困っていませんか?
図書館でできるんです。有料になりますが、最寄りの図書館に行けばすぐに印刷できます!
これを覚えておけば一安心です。
このような形で図書カードを作っておくと作業スペース以外にも
多くのことができるようになります。
パソコンの使い方(Public Computer)
① 利用条件
- 図書カードを持っている人 → ログインして使える
- カードがない人 → ゲスト用の一時パスワードをもらえる(カウンターで相談すればOK)
② 利用の流れ
- 館内にあるパソコンにログイン(カード番号を入力)
- 1回につき 45分〜1時間 利用可能(混雑してなければ延長OK)
- Microsoft Officeやインターネットを自由に使える
- プリンターもあり(有料:白黒$0.15/カラー$0.25くらい)
私もパソコンを借りてPDFを印刷したことがあります。
操作はシンプルで、スタッフに聞けばすぐ教えてくれました。
おまけ:図書館以外の作業スポット
- IKEA
カフェスペースがあって、こじんまりとした空間で作業をすることができます。
ソフトドリンクを$1.5程度で飲めるのでドリンクには困らないですね。
ただ、時間によっては人が多くてがやがやしていたり
硬めの椅子なのでシンプルに長居ができないという心配もあります。 - Tim Hortons
カナダといえばティム!
気軽に入れるけど、混雑していたり、広めのカフェスペースがないところも多いです。
手軽に入れるカフェとしてはおすすめですが、長時間の作業には向かないと思います。
逆に1時間程度の軽作業なら十分だと思います。
まとめ
カフェで作業するのも悪くないですが、
コスパ・静けさ・快適さのバランスを考えるとPublic Libraryは圧倒的におすすめです。
私はトロントに来てから、すっかり図書館派になりました。
Wi-Fi・電源・水筒補充が揃っていて、しかも無料。これ以上の作業環境はなかなかありません。
トロントで「どこで作業しようかな?」と思ったら、まずはPublic Libraryに足を運んでみてください。
きっと居心地の良さにハマるはずです。
これからもトロントに暮らしてるからこその情報を発信して行きますので
また読みに来てください〜
YouTubeもぜひ参考にしていただけると、よりトロントの街が魅力的に感じられると思います!
https://www.youtube.com/@Foodie-san_Travel



コメント