日本の夏といえば、“夏祭り・花火大会”でしょうか。
カナダ・トロントの夏を象徴するイベントといえば
「CNE(カナディアン・ナショナル・エキシビション)」なんです。
毎年8月下旬から9月初旬にかけて開催され、100万人以上が訪れるカナダ最大級の夏祭りです。140年以上の歴史を持ち、遊園地、話題のグルメ、イベントなど見どころが盛りだくさん。
本記事では、実際にCNEへ行ってみた体験をもとに
「アクセス方法・会場の雰囲気・おすすめグルメ・楽しみ方」をまとめました。
トロント観光を計画している方やワーホリ中の方は、ぜひ参考にしてください。
*YouTubeで動画も作ってます!こちらも参考にどうぞ〜
CNE(カナディアン・ナショナル・エキシビション)とは?
CNE(Canadian National Exhibition/カナディアン・ナショナル・エキシビション)は、
毎年トロントで開催されるカナダ最大級の夏祭りです。
初開催は1887年と古く、140年以上の歴史を誇るイベントで、
今では「トロントの夏の終わりを象徴する風物詩」として親しまれています。
例年の来場者数は 100万人以上 にのぼり、
観光客だけでなくトロント市民にとっても「夏に欠かせない一大イベント」。
会場のExhibition Place(エキシビション・プレイス) はダウンタウン西側の大規模イベント会場で、カナダ国際見本市や展示会も開催される場所として有名です。
日本でいう幕張メッセみたいな場所ですね。

CNEの特徴は、単なる夏祭りではなく
「移動式遊園地 × フードフェス × エンタメショー」 が一度に体験できるところなんです!
- 巨大な観覧車やジェットコースターなどのアトラクション
- 100以上のフードブースが並ぶ屋台エリア
- 音楽ライブやパフォーマンス、夜には花火ショー
まさに「遊園地・縁日・グルメフェス」を合わせたような体験ができるのがCNEの魅力です。
仮設遊園地ってロマンありませんか?海外遊園地を感じられることでしょう。
CNEの開催時期・場所・アクセス方法【行き方ガイド】
実は8月中旬〜9月までの2週間限定のイベントなんです!
なので…今年はもう既に終わってしまってますね。
開催時期
- 2025年は8月15日(金)~9月1日(月・レイバーデー)までの18日間
- 展示エリアは毎日午前10時にオープン。
遊園地エリアは平日11時から、週末は10時からオープンし、24時まで営業しています。
会場:Exhibition Place(エキシビション・プレイス)
- CNEの会場となる Exhibition Place は、トロント中心部西側に位置する施設で、
展示ホールやステージがあります。幕張メッセみたいなところですね。
アクセス方法【行き方ガイド】
鉄道(GOトレイン)
- Lakeshore線のExhibition GO駅 は、ユニオン駅などから1本でアクセス可能。
ユニオン駅はトロントの中心駅だから空港からのアクセスも抜群です。
地下鉄+ストリートカー(TTC)
- TTCでは、ダウンタウンからストリートカー(HarbourfrontまたはBathurst系統)で「Exhibition Loop」まで行く方法もあります。
CNEのチケット料金・アトラクション料金まとめ
CNEの料金を紹介しますね。入場料金とアトラクション料金が分かれているのが特徴です。
入場料・乗り放題パスの双方に割引プランが存在しています。
少しの手間で大きな節約が出来るので、ぜひ活用してみてくださいね!
僕らは平日17:00以降の入場で**$13の割引を使いましたよ。
入場料
- 大人(14〜64歳):約 $26.55
- 子供(5~13歳)・シニア(65歳+):約 $22.12
- 4歳以下の子供:大人同伴で無料
割引プラン・特別料金
- PRESTOカード会員の前売り:約$22.46
- アフター5pm割引:平日17:00以降の入場で**$13
アトラクション乗り放題+入場料金パス
- Ride All Day Pass(全年齢共通):約 $75.22
- Ride All Day Pass(子供・シニア):約 $70.80
割引付きライドパス
- PRESTO会員前売り:**$42.81(税込)**で入場+乗り放題
🎟️ 単品ライドチケット(Ride Tickets)
CNEのアトラクションは「乗り放題パス」だけでなく、チケット制でも楽しめます。
- 料金:$10 で14枚綴り
- 使い方:各アトラクションごとに必要枚数が決まっていて、チケットを使用することでアトラクションに乗れます。乗り物の規模によって枚数が変わってくる感じですね。
👉 つまり、14枚チケットを$10で買っても、乗れるのは1回程度。多くの乗り物に挑戦した人は乗り放題パスを検討するといいでしょう。
CNE会場の雰囲気と見どころ【まるでテーマパーク】
CNEの開催期間中は、急に“巨大テーマパーク”が出現するんです!
アトラクション、無数の屋台がたくさん並び、昼から夜まで活気にあふれています。
特に必見な”見どころ”を紹介しますね。
夜の幻想的な雰囲気
海外映画等で遊園地の景色を見たことはありませんか?
洗練されていないけど、それが逆に趣を感じるあれです。
夜になると会場全体がネオンでライトアップされ、夜景と相まって幻想的な光景が広がります。
特に屋台は日本の夏祭りとは雰囲気が違い、新鮮さを感じること間違いなしです。

まるで移動式遊園地のようなアトラクション
アトラクションの数は毎年50種類以上。
移動式遊園地ってこんなに本格的なの?って思ってしまう物ばかりです。
ジェットコースターやフリーフォールもあります。
所狭しと乗り物が並んでいるので、周辺で絶叫の声が聞こえまくりなんです。
見たことないスピードや動きをしている物も多く、ぜひ挑戦してみてください!
1つ疑問に思ったのは開催後のこと。
こんなに大規模なアトラクションをどこで保管しているのやら…

歩いているだけで楽しい屋台エリア
僕が魅力を感じたのは屋台エリア。特に飲食エリアですね。
フードブースがずらりと並ぶ通りは、歩いているだけで食欲をそそられます。
何と言っても日本では見たことのないラインナップやサイズ感!
日本でも屋台ならではの食べ物はありますが、カナダでも出会えるんじゃないでしょうか。
僕らが印象に残っているのは、”メープルクッキー揚げ”ですね。カナダっぽすぎる!

CNE名物グルメを食べ歩き【おすすめフード紹介】
僕らの”フーディー”って名前、”Foodie = 食いしん坊”という意味なんです。
そんな”食いしん坊夫婦”がオススメしたいグルメはこちらです!
やっぱりイベントなので、高いんですよ…カナダ自体が高いのもあるけれど
その中で歩き回って、決めて、大満足したものなので、ぜひどうぞ!
フィリー・チーズステーキドッグ
アメリカ・フィラデルフィア発祥のB級グルメ「フィリー・チーズステーキ」を、
CNE風(カナダ風)にホットドッグスタイルで楽しめる一品です。
香ばしく焼いたパンの中に、薄切り牛肉とたっぷりのとろけるチーズ、
そして炒めた玉ねぎやピーマンがぎっしり詰まっていました。

サイズも大きめで、まさに「がっつり系フード」の代表格ですよ。
ボリューム満点なので、シェアしても良いかもですね。

実際に行ってみた感想
ここまでは解説寄りに文章を書いてきましたが、僕らが感じた率直な感想を書きますね。
スケールの大きさに圧倒された
“日本の遊園地とはまったく違う雰囲気“というのが一番ですね。
これを夏祭りとして開催しているのは、さすがの海外クオリティです。
- 乗り物の激しさが段違い
良い意味で荒々しいです!いや少し不安になるぐらい荒い…
信じられない動きをしてるので、見るだけでも楽しいですね。
挑戦する皆さんは覚悟してください。 - 屋台&ミニゲームの豊富さ
屋台の雰囲気が”海外の遊園地”らしさを生み出してます。
日本に無いような面白いゲームがたくさんあったので、ぜひやってみてくださいね!
夜になってネオンが輝くと、最高ですね。

まとめ:CNEはトロントの夏に欠かせないイベント
CNE(カナディアン・ナショナル・エキシビション)は、”トロントの夏を象徴する一大イベント“
入場料やフード・アトラクション代で出費はそれなりにかかりますが、スケールの大きさ、迫力ある乗り物、ユニークな屋台グルメ、夜のネオンや花火など、ここでしか体験できない魅力がぎっしり詰まっています。
“日本の遊園地や夏祭りとはまったく違う雰囲気”を味わえるのも大きな魅力。
トロント滞在中や旅行で訪れる方には、ぜひ一度足を運んでみてほしいイベントです。
コメント