トロントの街が真っ赤に染まる日!カナダデー2025体験レポ

イベント

こんにちは。フーディー夫婦です。

今日は7月1日のカナダデーの様子をお届けしたいと思います!

カナダデーは日本の建国記念日にあたる日のこと。

ただ日本の建国記念日とはちょっと違ったカナダの街を感じていただけたらと思います。

158周年となるカナダデーの歴史と由来と合わせて当日のイベントの様子を
存分に感じていただけると嬉しいです!

動画も併せてみていただけると雰囲気がよくわかると思います!
YouTubeはこちら↓
https://youtu.be/Xbws-_dYp1I 

いつ?カナダデーとは?【トロントで体験する建国記念日】

カナダデーはいつ?どんな日?

カナダの建国記念日は7月1日「カナダデー(Canada Day)」。

この日は全国各地でパレードや花火大会、コンサートなどのイベントが行われ
カナダ全体がお祝いムードです。

街はカナダ国旗やカナダをイメージした赤い洋服を身につけた人であふれる
まさにお祭りの一日なんです。

カナダデーの由来とカナダ建国の歴史(簡単解説)

由来なんて「建国記念日なんだから話す必要ないだろ」っとは思わず、、
ここで少しカナダの歴史をお話しします。簡単に。

カナダデーは、1867年7月1日にカナダの自治領が成立したことを祝う日です。

16世紀ごろから長くイギリス領として支配されていたカナダですが、アメリカ独立戦争後に勢力を拡大するアメリカに対抗するため、植民地同士がまとまり防衛力を高める必要がありました。

その後イギリスは19世紀半ばから、カナダを含む一部植民地に自治政府を認める方向へ
方針転換しており、
「ゆるやかな独立」スタイルを築いていました。

こうして、1867年7月1日「イギリス領北アメリカ法」が制定され
オンタリオ・ケベック・ニューブランズウィック・ノバスコシアの4州が一体となって
“カナダ自治領”が誕生しました。

これがカナダデーの由来になります。

なんだか難しくなってしまいましたが、簡単に言うとカナダ建国は
イギリスからの「独立」ではなく、「自治権獲得」から始まったのです。

カナダデー当日のトロントの様子

もちろん日本にも「建国記念の日(2月11日)」がありますが、
私たちは正直「祝日やったー、休み!」としか思ったことがないです…
国を意識したことなんてないかも…

一方カナダは街全体が国旗カラーの赤と白に染まり
朝から夜までお祝いムードに包まれます。

特にトロントやバンクーバーなどの大都市では
大規模なイベントやパレードが行われ多くの人で賑わいます。

カナダデーは建国を祝うより「イベント色の強い祝日」。
パレードや花火大会など、街全体で盛り上がるのが特徴的でした。

家族や友人とピクニック&BBQを楽しむスタイル

カナダデーの朝は、家族や友人とピクニックやBBQを楽しむのが定番スタイルだそうです。
トロントでは、High Park や Trinity Bellwoods Parkなどの公園が人気スポット!
みんなでシートを広げ、サンドイッチやBBQグリルを囲んでゆったり過ごすみたいです。

⭕️が公園スポット ◯がダウンタウンの辺り

今回私たちは公園には行かなかったので、家族でゆったり過ごしているような
風景は見られずちょっと残念。
いつかお家に招待してもらえるような友達ができたらいいなぁ。

パレードやライブイベントで盛り上がる【Nathan Phillips Square編】

昼頃からは、各地でパレードやライブイベントがスタートしてきます!
トロントではNathan Phillips Square や Harbourfront Centreが定番の会場となり
ストリートパフォーマンスや地元アーティストによるコンサートが開催されます。

パレードでは、カナダ国旗を身にまとった人々や、カラフルな山車が街を練り歩き
観客も一体となって盛り上がるそうです。
子ども向けのワークショップや移動遊園地が併設されているイベントも多く
家族連れにも良さそうですね!

今回はダウンタウンにあるネイサンフィリップス(Nathan Phillips Square)に
お祝いを見に行きましたがパレードはやっていませんでした。
ここでは旗揚げ式や家族向けのライブイベント、フェイスペイントなどが開催されていました。

当日のネイサンフィリップスの様子

思ったより人は少なかった印象。時間帯が悪かったのかもしれませんね。
ただ赤い服を着た人は多かったですね〜私も赤を着ればよかったとちょっと後悔。

パレードはイーストヨーク地区(Dieppe Park → Stan Wadlow Park)で行われたみたいです。
より本格的なカナダデー体験をしたい方にはおすすめですね。行きたかったぁ。

右上⭕️パレードスポット ◯ダウンタウン周辺

ちなみにパレードの開催場所は毎年違うみたいなので、要チェックですね!

ブルージェイズのカナダデーイベント!ロジャース・センター周辺の賑わい

みんな大好きゲレーロくん

カナダデー当日は、トロントのプロ野球チームトロント・ブルージェイズ(Toronto Blue Jays)の
本拠地ロジャース・センター(Rogers Centre)もお祭りムードに包まれます。

試合の入場者には、カナダデー限定デザインの真っ赤なレプリカユニフォームが無料配布され
スタジアムは赤一色に染まります(※観戦チケットが必要)。

今回私たちは試合には行かず、球場周辺の雰囲気を楽しみました。

ファンたちはカナダ国旗カラーのTシャツやキャップを身につけ
過去の限定ユニフォームを着ている人も多く、まさに「カナダデー×野球」な一体感!
スタジアム外ではストリートパフォーマンスも行われ、見ているだけでもワクワクしました。

スタジアムの周辺の装飾もなんだか赤が多かった気がしますが
もしかしたら私たちの“赤センサー”が敏感になっていただけかもしれませんね。

野球好きで、限定ユニフォームをもらえる日にスタジアムまで行って、試合を見ない。
なんでその選択になったかというと…

答えは1つ、カナダデー当日の試合は人気が高く、チケット価格は通常より高めだったので
私たちは試合は観ずに球場周辺の雰囲気を楽しむプランにしました。

が、、、行けばよかったと少し後悔。

公式Xより

当日の球場の写真を見て真っ赤に染まりたかったなぁと改めて思ってしまいました。

花火大会【Harbourfront観覧レポ】

花火のスケジュール

夜になると、カナダデー最大の見どころである花火大会(Fireworks Show)が始まります!

花火はトロントだけでも多くの場所で打ち上げられ
Harbourfront(トロントの湖沿いエリア)や Ashbridges Bay Parkが人気の鑑賞スポットです!

打ち上げられたのは右側のAshbridges Bay Park周辺らしいです。

私たちはHarbourfront(地図上左)で花火を鑑賞しようと
22時45分の定刻10分前くらいに鑑賞スポットへ。

場所は夜のCNタワーと街の灯り、湖に浮かぶボートが一面に見えて
とても素敵なところでした。
人もそこまで多くないのでゆったりとでき
あとは花火を待つだけ!

…のはずでした。
定刻になっても花火は上がらない。

本当に上がるのか?なんてことも思い浮かんでしまったくらい。

気づけば待ち時間は15分オーバーで、だんだんお尻も痛くなってきて待ちくたびれてきました。

その間、周りのカナダ人は音楽をかけたりおしゃべりしたりして
待ち時間すら楽しんでいる様子でした。
一方の私たちは「もう上げてくれぇ〜」と心の中でツッコミまくりでしたね。
余裕ない感じ、まだカナダに染まりきれてないです。


そしてようやくドーン!と花火が始まりました。
23時!最初から23時って書いてぇ〜
でも一安心。さぁやっとお楽しみの花火です!

ハートやハンバーガーなどユニークな形もあって面白かったんですが…
正直、日本の花火に慣れている私たちからすると「ん?ちょっと控えめ?」という印象。
大きさも光の迫力も、日本の夏祭りで見る花火のドーン!という感じとはなんか違いました。

Harbourfrontでの鑑賞は人が少なくゆっくり見れるのと引き換えに
ちょっと距離が遠かったかなと反省。
もしくはCNタワーが大きすぎるからか…

でも、その分音も人も控えめで、湖沿いの夜景やCNタワーと一緒に
落ち着いて楽しめたのはよかったなと思います!

まとめ【初めてのカナダデー体験を終えて】

いかがだったでしょうか。初めてのカナダデー体験レポでした。

もっと色々な場所に行ってパレードとか見たかったなと少しの後悔はありますが
国旗カラーを身にまとった人たちで街が赤く染まる光景は
現地でしか味わえない楽しい経験でした。

さらにカナダ・トロント生活の中で、「僕らが疑問に思ったこと」「共有したいこと」を
住んでるからこその一歩踏み込んだリアルな情報や体験と共に
Youtube動画・記事にしていきたいと思います。
皆さんのお役に立てると嬉しいです!

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