こんにちは。フーディー夫婦です。
空港に到着して最初に迷うのが
「どうやってダウンタウンに行けばいいの?」 ということではないでしょうか。
私たちも初めてトロントに来たとき、空港からダウンタウンまでの移動方法が分からずとても不安でした。
調べてみると方法は大きく分けて3つ。
- UP Express(特急電車):速くて快適
- TTC(バス+地下鉄):最安で行ける
- Uber / Lyft:ドアtoドアで楽に移動
「一番安いのは?」「一番早いのは?」「荷物が多いときは?」
この記事では、実際に私たちがTTCを利用した体験談を交えながら、それぞれの方法を比較して紹介します。
トロント空港 → ダウンタウン 移動手段の比較表
まず初めに比較表で3つの方法を説明します。
私たちが思うメリットデメリットも併せてお伝えしていきますね。
方法 | 料金 (片道) | 所要時間 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|---|
UP Express | $12.35〜12.70 | 約25分 | 速い・快適・ 渋滞なし | Union駅からさらに移動必要 |
TTC(バス+地下鉄) | $3.35〜3.85 | 約60〜70分 | 最安、一律料金 | 荷物が多いと大変 |
Uber / Lyft | $45〜70 | 40〜60分 | ドアtoドアで楽 | 高い・渋滞あり |
UP Expressで空港からUnion駅まで25分!料金と乗り方

空港からダウンタウンへ、最も速くて快適に移動できるのがUP Expressです。
上の図を参考にしていただけるとスムーズに行けることはお分かりいただけると思います。
バスは空港ターミナル1から「Train to City」の緑色のサインをたどれば乗車できます。
ターミナル3からも無料のシャトルトレインで簡単に移動できるので安心ですね。
- 料金:Presto / クレカ $12.35、現金 $12.70
- 所要時間:25分(15分ごとに運行)
- 特徴:車内Wi-Fiあり、スーツケース置き場あり
- 運行時間:早朝4:55〜深夜1:00ごろまで
飛行機で長時間移動したあとでも、Union駅まで渋滞なしで一直線。
多少料金はかかりますが、初めてトロントを訪れる旅行者や
時間を無駄にしたくない人に一番おすすめの方法です。
運行時間は早朝4:55〜深夜1:00ごろまでなので夜便でトロント着いても、だいたい利用可能です。
ただし 深夜1:00〜朝5:00は運休 なので、その時間に到着する人は要注意ですね。
TTC(バス+地下鉄)を使った格安ルート体験談【最安.35】

私は実際にTTCを使ってダウンタウンまで行きました。
空港からは#900 Airport Expressバスに乗車。
バス停はターミナルの出口すぐにあり、番号も大きく表示されているので迷いませんでした。
バスに乗って約20分で Kipling駅 に到着します。
そこからは地下鉄Line 2(緑)に乗り換え、ダウンタウンへ向かいます。
Line 2からLine 1(黄色)に乗り換えることができる駅は以下の3つです。
St. George駅
Spadina駅
Bloor–Yonge駅
どの駅からでも乗り換えることができ、Union駅に向かうことができます。
- 料金:クレカ/Presto $3.35、現金 $3.85
- 所要時間:合計で約65分(バス20分+地下鉄45分)
- 地下鉄の運行時間: 6:00〜24:00(日曜日は8時から)
→深夜は運休 - 感想:
- とにかく安くてありがたい
- バス・地下鉄とも分かりやすく迷わなかった
- ただしスーツケースを持ってラッシュ時間に乗ると少し大変
→私たちが乗車した21時30分はだいぶ空いていたので安心できます。
節約旅行やバックパッカーには最強の方法ですが、完全に快適さよりも安さ重視の人向けですね。
ちなみに深夜について最安で行きたい方もご安心を。
地下鉄運休中の0:30〜5:00の間は、夜間バス(Blue Night Network)というものが走っています。
空港からは 300番 Blue Nightバスがダウンタウンへ直行してくれます。
夜間でもTTCは完全に止まるわけではないですが、バスのみになるので所要時間は伸びます。
Uber・Lyftで空港からホテルへ直行!料金と所要時間の目安
UberやLyftは最も楽な方法です。
アプリで呼べばピックアップエリアまで車が来てくれて、スーツケースもそのまま積み込んで出発できます。
ホテルまで直行できます。
- 料金:$45〜70(時間帯や渋滞による)
- 所要時間:
- 渋滞がなければ40分前後
- ラッシュ時や事故があると1時間以上かかることも
- メリット:ドアtoドア、荷物が多くても安心、夜遅くても利用可能
- デメリット:料金が高い、所要時間が読めない
24時間いつでも利用可能なので深夜着でも一番安心できる移動手段ですね。
ただし料金は深夜割増や需要によって上がりやすいのでご注意を。
快適さと安心感はあるけれど、渋滞のリスクとコストは高いというのが正直な意見です。
個人的には公共交通機関で十分だと思うのであまりお勧めはしない方法ですね。
支払い方法まとめ|Prestoカード・クレカ・現金の違い
空港からダウンタウンまでの移動は、どの手段を選んでも「どうやって支払うか」で少し料金が変わります。
ここでは観光客が特に気になる Prestoカード/クレカタップ/現金 の3種類について整理します。
Prestoカードとは?特徴と購入方法
Prestoカードは、トロントを含むオンタリオ州南部の公共交通機関で使える交通系ICカードです。
日本のSuicaやICOCAのような存在で
地下鉄・バス・ストリートカー・GO Transit・UP Expressなどで利用できます。
- 料金:TTCは$3.35、UP Expressは$12.35(クレカと同額)
- 購入方法:空港のサービスカウンターや主要駅の券売機で購入可能(カード代$6程度)
- メリット:チャージして繰り返し使える、定期券や乗継割引あり
- おすすめ対象:長期滞在者やワーホリ利用者
実はPrestoカードを使うと、UP ExpressとTTCの乗り換えが割引になる制度があります。
例えば、空港からUP ExpressでUnion駅に着いた後そのまま地下鉄に乗ると
通常$3.35かかるTTCの運賃が無料になります。
つまり、空港からダウンタウンの地下鉄駅まで、UP Expressの$12.35だけで行けるんです。
この割引はPrestoカード限定なので、クレジットカードや現金払いでは適用されません。
もし長期滞在を考えているなら、Prestoを作っておくと乗り換え割引や定期券でかなりお得になります。
ただ、観光客や短期旅行者は、わざわざ買わなくても
クレジットカードをタップすれば同じ料金で利用可能 です。
クレジットカードで乗車する方法
一番簡単な方法としてクレジットカードやデビットカードを
改札やバスの読み取り機にタップするだけで利用できます。
- 料金:Prestoと同じ(TTC $3.35、UP $12.35)
- メリット:購入手続き不要、旅行者に最も簡単な方法
- 注意点:必ず同じカードで乗り換えもタップすること(別カードにすると割引が効かない)
→TTC同士の乗り換えはもともと無料(2時間ルール内なら何度でも乗れる)。
観光客はこれ一択でOK。
現金払いの注意点(割高・お釣りなし)
現金も使えますが、少し割高になります。
- TTC:$3.85(バスはお釣りなし)
- UP Express:$12.70(券売機でチケット購入)
- デメリット:小銭が必要、お釣りが出ない、不便
緊急時以外はおすすめしません。
よくある質問(FAQ)|旅行者の疑問を解決
Q. UP Expressは予約が必要?
→ 不要。改札でクレカやPrestoをタップすればそのまま乗れます。
Q. 一番安いのは?
→ TTC(バス+地下鉄)で$3.35。
Q. 一番速いのは?
→ UP Expressで25分。渋滞なしでUnion駅直結。
Q. クレジットカードは使える?
→ はい。Prestoと同じ料金で利用可能です。
Q. 夜遅くの移動は?
→ UP Expressは深夜まで運行。TTCは0時頃終了ですが、代わりに夜間バスがあります。
Q. スーツケースが大きくても大丈夫?
→ UP ExpressとUberは安心。TTCは混雑時間帯だと少し大変。
まとめ(おすすめの選び方)
私が実際に使ったTTCは「とにかく安く行ける」のが最大の魅力でした。
反面、スーツケースを持っていると移動は少し大変ですね。
私たちはリュックサックだけなので迷わず安さを取ってしまいましたが…
旅行者のタイプ別にまとめると:
- 速さ重視 → UP Express(25分でUnion駅へ)
- 安さ重視 → TTC($3.35でダウンタウンまで)
- 楽さ重視 → Uber / Lyft(荷物が多い・夜遅い人におすすめ)
いかがでしたでしょうか。
3つの方法それぞれ特徴があり、旅行のタイプに合わせて行き方を選んでみてください。
私たちがTTCで格安でダウンタウンへ向かった様子も動画で詳しく説明しております。
よかったらYouTubeも参考にしてください。
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