こんにちは。フーディー夫婦です。
ワーホリ手続き、来る前にもやることがたくさんあって、到着してもまだやることが…
正直頭パンクしちゃいますよね。
トロントワーホリに来ている私たちもそうでした。ここでしっかりクリアにしていきましょう。
※Youtube動画でも解説をしています、合わせて参考にしてみてください。登録よろしくね〜!
意外な落とし穴?労働許可証 (ワークパーミット)発行について
労働許可証って?
一言で言うと、“カナダで働くための許可証”。そのまんまですね。
これが無いとフルタイムは愚か、アルバイトをすることも一切出来ません。
働けないと、いつか貯金が底を尽きて…
とにかく大事ってことですね!
ワーホリで来ている皆さんは、日本にいるうちに
“International Experience Canada” 通称IECの申請を済ませていると思います。
書類をいくつか準備して、お金を払って、バイオメトリクスの登録をしましたよね。
※申請マニュアルは他の方がYoutubeで解説をされていましたので参考にどうぞ
そしてIECの申請を済ませると、”Port of Entry Introduction Letter”
通称POEレターが発行されてカナダでいつからでもワーホリが始められる状態になります。
ただここで注意したいのが….
「POEレターは労働許可証とは違う」ということ
つまり、この紙を持っているだけではカナダで働くことは出来ないということです。
このレターは「あなたの申請は無事に許可されました。カナダ入国時にこのレターを持ってきてね!」という通知で、いわば“ビザの内定通知”のようなものです。
なので、これを持ってカナダの空港にて労働許可証を忘れずに受け取りましょう!
どうやって取得するの?
大事なのは受け取る方法ですよね。
「本当に受け取れるのかな?」って不安に思われている方もいるんじゃ無いでしょうか。
安心してください。そんなに難しく無いです。
でも、気をつけてください。間違えてしまうと、とても面倒なことになります…
どこで受け取るか?
空港の”イミグレーションカウンター”で受け取れます。
カウンターに行って、「ワーキングホリデーで来ました。労働許可証を発行して欲しいです」
と伝えるだけで、発行してもらえます。あら簡単。
この際に必要なものが1点だけ。パスポートです。
これを忘れた人は日本から出国出来るわけないので、問題ないですね。
POEレターについては僕らの時は必要ありませんでした。
申請の時点で情報がカナダ側に保存されているってことですかね…
ただ、求められた人もいるみたいなので、”印刷”・”携帯データ”で持っておくと良いでしょう。
なんだ、簡単じゃないか。そう思われた皆さんが多いですよね。
でもたまに居るみたいなんです。
“普通に入国をしてしまう人が”
カナダの入国は電子で簡単に出来てしまうことが多く(バンクーバーはそうでした)、
イミグレーションのカウンターに寄るのを忘れてしまう人が居るみたいです。

一度入国をしてしまうと、戻って労働許可証を受け取ることは出来ません。
再度受け取る方法としては、カナダを出国することになります。
つまり、日本に帰る or アメリカ等の近隣国に行く、みたいな面倒なことになってしまいます。
なので、皆さん絶対に忘れずにイミグレーションカウンターに行きましょう。
どこにあるかって?
残念ながら空港内、特に審査エリア付近は撮影禁止なので、ご説明は難しいですが…
意識に留めていれば、絶対に見つけられる場所にあります。
日本からの飛行機であれば、周りに仲間がいるかもしれません。
本当に見つからない場合は空港職員の人に聞いてみましょう。
もう一度言っておきます「難しくないです。忘れなければ…」
これが無いと働けない?SINナンバーを取得しよう
SINナンバーって?
先ほど労働許可証が無いと働けないとお伝えしましたが、
今から説明する”SINナンバー”、これも働くために必須のものになります。
正式名称は”Social Insurance Number”
頭文字をとってSINナンバーですが、この文字だけで何か分かった人は凄いですね。

簡単にご説明すると、“政府が税金や社会保険を管理するための識別番号”になります。
日本で言うと、マイナンバーとか年金番号とかそんなものですね。
カナダで働いて発生した収入には税金や社会保険が発生します。
それがしっかりと収められているか政府が確認するために必要ってわけですね。
「働くために絶対必要な個人番号」みたいな感じで覚えてもらえれば問題ないでしょう。
取得方法を解説するよ
取得方法としては2つあります。
①Service Canadaの窓口申請 ②オンライン申請
僕らのオススメは窓口申請なので、今回はそちらについて解説しますね。
理由としては、「手続きにかかる時間」です。
①窓口申請は即日発行 ②オンライン申請は10日程度
分かっていただけましたでしょうか。
この番号が無いと働けませんので、一刻も早く発行するには窓口に行く他ないという事です。
それでは申請方法に移っていきましょう。
ステップ1 最寄りのService Canadaオフィスを探す
まずは、自分がいる場所からどこのオフィスが近いかを探します。
下にService Canadaオフィス検索のURLを貼っておきますので使ってみてください。
一応正式なものも添付しましたが、Google Map等での検索が楽かと思います。
トロントのダウンタウンに滞在をしている方は、下記になるかと思います。
僕らは②で申請を済ませました。
①Toronto – College Street Service Canada Centre (559 College Street, Suite 100)
②Toronto – Gerrard Square Service Canada Centre (1000 Gerrard Street East)
ステップ2 必要書類を持ってオフィスに行こう
行くオフィスが決まったら早速行ってみましょう。
僕らは予約はせずに行きましたが、すぐに手続きが出来ました。
大事なのは持ち物です。忘れ物をしたら、もちろん発行して貰えません。
以下の2つが必須になります。
①パスポート
②労働許可証
③カナダ国内の住所 (ホテル・Airbnb等の仮住所でもOK)
2つと言いつつ、3つ書いてますね。
③の住所については、書類に記入しますので書けるようにしておきましょう。
ステップ3 受付で「SINナンバーが取得したい」と伝える
Service Canadaのオフィスに到着したら、すぐに受付が見つかると思いますので、
“I’d like to apply for my SIN number”
みたいな感じで話しかけてみましょう。
書類を渡されて、「これを記入して名前を呼ばれるのを待っていて」という指示を受けます。
なので、指示通りに書類を記入していきます。
内容としては、個人情報ですね。名前/住所/連絡先等です。
住所・連絡先は仮のもので問題ないので、さらっと書いちゃいましょう。
ここで1つ注意のなのが…
“母親の旧姓”を書く欄がある事です。
カナダでは、様々な手続きでこの質問を目にします。
ですので、母親の旧姓は忘れずに確認しておくようにしてください。
ステップ4 担当者にSINナンバーを発行してもらおう
名前が呼ばれたら、担当者のところへ行ってSINナンバーを発行してもらいましょう。
難しいことはありません。入国時の質問ぐらいのコミュニケーションが出来れば大丈夫です。
そして恐らくナイスガイな担当者が対応してくれますので、気楽に行きましょう。
僕らは「初めてSINナンバーを取得するの?」「名前の読み方これで合ってる?」
みたいな簡単な質問だけでした。
という様な感じで、即日でSINナンバーをゲットできる訳です。
最後に1つ言われたのが…
「この番号は大切な個人番号だから、採用時や銀行の口座開設時とか以外は他の人に伝えないでね」
という事でした。皆さんも覚えておいてください。
銀行口座の開設
どの銀行の口座を開設すればいいの?
カナダにも日本のメガバンクの様に、Big5と呼ばれる大手の銀行が存在します。
ざっと挙げると以下の銀行です。
- RBC (Royal Bank of Canada)
- TD Canada Trust
- Scotiabank
- BMO (Bank of Montreal)
- CIBC
そしてワーホリで来られる方には、こちらの大手銀行をオススメします。
理由は利便性ですね。
全国どこでも支店・ATMがあるので、開設手続きから日常利用まで困ることは無いでしょう。
さて、5つも選択肢があると選べないという声が聞こえてきそうですね…
そんな皆さんに僕らが選んだ銀行をご紹介しましょう。
Scotia銀行です。
もちろん理由が知りたいですよね。
理由はただ一つ。1年間、口座維持手数料が0円であること。

カナダの銀行では、一般的に口座維持手数料が$15/月程度かかってきます。痛いですよね…
これを無料にする方法として、ありがちなのが「一定額 ($4000)以上預金をすること」なんです。
来てすぐ、これだけのお金をカナダドルで用意するのは、僕らにはハードルが高かったです…
ただ、維持手数料など断固払いたくない。
そんな時に見つけたのが、Scotia Bankでした。
“StartRight Program”というプランを選べば、1年間は口座維持手数料が無料になります。
ただ、留学生 (語学学校含め学校に通われる方)の皆さんは少し話が変わってきます。
ほぼ全ての銀行が維持手数料無料で口座保有が出来るプランを提供しています。
ということで、サービス等々の様々な要素を比較した”オススメ銀行”の記事はまた作りますね。
開設方法は?
僕らが解説出来るのはScotia Bankの方法になります。
ただおおよそ、どの銀行も同じなのでは無いでしょうか。
そして、難しくは無かったので手短に書こうと思います。
① 銀行のホームページから近い支店を検索し訪問予約をする
② 必要書類を持って訪問し口座解説
簡単に書きすぎでしょうか…いや、こんなもんです。
1点記載しておくとすれば、カナダでは口座開設でも専属の担当者が付きます。
個室に案内されて、手続きをするという非日常っぽい経験が出来ますのでお楽しみに。
最後に必要書類だけ記載すると…
① パスポート
② 労働許可証
③ (SINナンバー)
④ (就学証明書)
いつもの見慣れた書類ですね。
僕らの時は、①②のみ提出を求められました。
作る口座によっては、③④が必要になることもあるみたいです。
そして、住所・電話番号等の個人情報登録が必要になります。
即日でカード発行がされますので、仮のものでも問題ありませんが、後々変更を忘れずに。
携帯電話の開通
到着後はどうするの?
携帯が無いと何も出来ない現代人。昔の人は凄いなと思いますが….(そんなに昔でもないか)
何はともあれ到着して一番気にするのは、携帯をどのように使えるようにするかですかね。
こんな下の方に書いてごめんなさい…僕らなりの最適解をご説明しましょう。
Airaloのe-Simです。
何だそれってなった皆さん。ご説明します。
まず、僕らの携帯には通信をするためにSim契約というのをしているんです。
ソフトバンク、au、docomo等、色々とキャリアがありますが、通信の契約をしています。
なので、それぞれの会社よりSimカードを渡され、携帯に入れることで通信しているんです。
実はこのSim、入れ替えて他のキャリアを使うことも可能なんです。
そして今回ご紹介するe-Simについては、物理カードが必要ない、電子のSimになります。
ですので、Airloのアプリを入れるだけで即日簡単に携帯を使うことが出来るようになります。
設定方法については、他の方のものがありますので、割愛しますがいつか書くかもです。
なぜ僕らがAirloのe-Simをオススメするのか、以下の通りです。
① アプリで簡単に設定が出来、すぐに使えるようになる
② 1GB単位でのデータ購入が可能なため、短期利用に最適
ワーホリの皆さんは電話番号が必要になるため、いずれカナダのキャリアを契約します。
なので、短期だけ使えるこのSimはベストマッチということですね。
カナダのキャリアを登録して電話番号を取得しよう
ワーホリ入国後1週間程度はAirloでいいかと思います。
しかし、その後仕事探しや家の契約等、様々な場面で電話番号があった方が便利です。
そこでカナダのキャリアを契約するわけですが、早速僕らの最適解を紹介してしまいます。
“Public Mobile”です。

これはカナダの大手携帯キャリア”TELUS”の子会社ブランドで、
全てのプランがオンラインで契約・管理できる点が特徴になります。あと安い。
日本で言う「格安キャリア」ってやつですね。
僕らがこれを選んだ理由は、とにかく値段。
いつか携帯キャリア比較動画も作りたいと思いますが、これを選んで損はないと思います。
携帯の契約はオンラインで完結し、即日で使えるようになります。
必要なものは、カナダの住所とクレジットカード・デビットカードです。
カードはカナダ発行のもので無いと弾かれる事が多く、銀行のデビット取得後がいいかと思います。
まとめ
以上、いかがでしたでしょうか。
① 労働許可証
② SINナンバー
③ 銀行開設
④ 携帯キャリア契約
について、解説していきました。
これらはワーホリ生活の第一歩として必ず必要になるものですので、
ぜひこの記事を参考に手続きを進めてみてください。
今後もカナダ・トロント生活の中で、「僕らが疑問に思ったこと」「共有したいこと」を
Youtube動画・記事にしていきたいと思います。
皆さんのお役に立てると嬉しいです。それでは。
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